KJS仮設アンカー工法(除去式)は耐荷体を使用した圧縮分散型の構造を持ち、耐荷体を複数個組み合わせることで最大荷重1526kNに対応します。


概要

KJS除去アンカー工法の特長

除去アンカー 耐荷体

KJS(KOWA JACKING SYSTEM)除去アンカー工法とは、アンボンドPC鋼より線(PC鋼より線とポリエチレン被覆の間にグリスを充填したもの)を使用し耐荷体の先端部に巻きかけて、これを複数組み合わせることでテンドンを構成するアンカー工法です。

アンカーに作用する導入力は、KJS緊張装置=作動緊張装置DPHによって均等な分散圧縮力を支持地盤へ伝達します。

また、定着前に行う品質保証試験が行いやすい構造を有し、PC鋼より線の除去はレッカーや高速油圧ジャッキなどにより行うことができ、極めて効率的で信頼性の高い除去アンカー工法です。

均等な荷重の導入
差動緊張装置(DPH)により、同時緊張でも各耐荷体に均等に荷重を導入することが可能です。
簡素な構造
テンドン構成部品点数が少なく、簡素な構造です。
高い除去効率
ターンタイプを採用しており、除去効率が高い工法です。
連続作業の実現
シャッター板機構により、品質保証試験から緊張定着まで連続して作業が行えます。

デファレンシャルプーリングヘッド(DPH)を用いた緊張管理

DPH

異なる緊張長さのテンドンの各耐荷体に均等な荷重を導入しなければ、正確な品質保証試験・定着は実現できません。そこで、KJS工法用ジャッキとDPHを組み合わせることで健全なアンカーを施工することを可能としました。

DPHは各耐荷体の緊張材に均等な荷重を与えるための装置で、緊張初期に生じる誤差を各緊張材がそれぞれ均一に取り込むように設計されています。

これにより緊張作業における荷重誤差を許容できる値にすることができます。

DPH 使用プロセス図

規格表

φ12.7

規格 削孔径
(mm)
アンカーヘッド 鋼線断面積
(mm)
鋼線単位重量
(kg/m)
引張り荷重
(kN)
降伏荷重
(kN)
設計荷重
(kN)
J5-2 Ø135 5-2用 197.4 1.548 366.0 312.0 214.0
J5-4 5-4用 394.8 3.096 732.0 624.0 428.0
J5-6 5-7用 592.3 4.644 1098.0 936.0 642.0
J5-8 5-9用 789.7 6.192 1464.0 1248.0 856.0
J5-10 5-12用 987.1 7.740 1830.0 1560.0 1070.0
J5-12 1184.5 9.288 2196.0 1872.0 1284.0

φ15.2

規格 削孔径
(mm)
アンカーヘッド 鋼線断面積
(mm)
鋼線単位重量
(kg/m)
引張り荷重
(kN)
降伏荷重
(kN)
設計荷重
(kN)
J6-10 Ø165 6-12用 1387.0 11.010 2610.0 2220.0 1526.0


現場施工例

KJS除去アンカーの施工例

施工例 調整池01  
施工例 調整池02 
施工例 アンダーパス01 
施工例 アンダーパス02 
施工例 建築工事01 
施工例 建築工事02 
※ほかの事例を含め、詳細をカタログでもご覧下さい。